枡の保管方法について
様式美などによってだんだんとお酒を飲むための器として使われるようになったといわれています。
お酒を入れて飲むことで、木の香りのする独特な風合いを楽しむことができます。
楽しみたいけど、保管方法が難しそうと思われがちですが、取り扱いは簡単です。
ヒノキやスギなどの素材には殺菌作用があるため、衛生的に生産されているためそのまま使用することができます。
お酒を入れて飲んだ後は、内部を軽く水洗いをしてできるだけ早く自然乾燥させていきます。
そうすることで木の香りを長持ちさせることができるようになります。
木の香りがするのは限度があるためある程度使ったら、乾燥させて記念品として保存することをおすすめします。
高温多湿での保管はカビの原因になってしまうため保管せず、直射日光に当てることも禁止です。
また、冷蔵庫や氷で冷やすのも避ける方が無難です。
長時間液体を入れておいたり、何度も使用することによって材質の収縮してしまい、
漏れてしまう場合があるとされています。
また、文字などがプリントされている場合、濡れた状態で強く擦ってしまうと、
インクが剥がれてしまうこともあるため注意が必要です。
なるべく枡の外側を濡らさないようにしてお酒を飲むことが良いのです。
基本的には、軽く洗って自然乾燥させて、湿気のない場所で新聞紙などに包んで保存することが長持ちさせる保管方法になります。