刻印入りで枡を長く楽しむ
焼印やカラフルなプリントなど自由度が高いものも魅力的です。
しかし、最も長く楽しめるのは、刻印された柄といえます。
素材の表面を焦がしたり塗ったりするだけではなく、木そのものを削るため、色あせしていく心配がありません。
木を彫るという作業は何か大仰で、細かい柄の表現までは難しいようにも感じてしまいます。
版画や伝統的な文様を掘り込んだ、重々しい仕上がりなイメージが浮かんでしまいます。
しかし、実は好きな図柄を持ち込んで彫刻してもらうことが可能です。
近年、制作技術の高度化により、繊細な絵柄の表現が可能になっています。
刷って柄を描く場合と、大差ない感覚で作ることができます。
手軽に少量から作ることも可能ですが、彫刻の技術の関係上、大量注文する場合には割安になることもあります。
結婚式や記念式典等、配布量が多いイベントに最適な装飾方法と言えます。
年賀など、年事の節目に記念品として社員や取引相手に配るなど、ビジネスの場面にも広く応用できます。
刻印の長所は模様が長持ちすることであるため、取引相手や各種イベントの来場者等の手に渡ってからも、
すぐにあせることな作り手の印象を残します。
贈る側のオリジナリティを込め、インパクトのある絵柄をほどこせば、
文字通り、手にとってもらった相手の心に向けてメッセージを刻める便利なグッズとなります。