枡を購入する前に知っておきたい規格
日本古来の用い方から現在はさまざまな使われ方をして、親しまれている枡。
しかし、合や勺といったサイズの概念が多く、いまいちわかりにくい部分も多いはず。
ここでは、主に用いられている規格や単位をまとめました。
まず容量の単位です。
小さい単位から順に「勺(しゃく)」・「合(ごう)」「升(しょう)」「斗(と)」となります。
1勺=0.018039リットル=約18ミリリットル、1合=0.18039リットル=約180ミリリットル、
1升=1.8039リットル=約1800ミリリットル、1斗=約18リットル=約18000ミリリットルです。
それぞれ、勺から順に10倍ずつの単位となります。
次に、枡の大きさの規格に関してです。通常広く用いられるのは5単位で刻まれることが多く、
五合・一升・五升・一斗枡といった風に5つ単位で規格が変動します。
形状は深さ以外は基本的に正方形であり、正方形の一辺の約半分ほどが深さの基準となっています。
五合は約12cm四方に深さ約6.26cm・約0.9リットルです。
一升だと約14.85cm四方に深さ約8cm・約1.8リットル、五升だと約25.27cm四方に深さ約14.12cm・約9リットル、
一斗は31.82cm四方に深さ約17cm・約18リットルという大きさになります。
このサイズを理解した上で、購入・贈り物をされると喜ばれるでしょう。