お祝い用升の標準サイズ一合、単位はどれくらい?
もともとは尺貫法に基づいてお米などを計量するために使われていました。
お祝い用のスタンダードなサイズは一合です。合という単位はおよそ180ミリリットルです。
お米ならば、およそお茶碗2杯分のご飯を炊くことが出来ます。
このサイズの日本酒を注いで飲んだ場合は、ビールだと大瓶一本分程度のアルコールを摂取することになります。
小さなコップで飲むのとは感覚が違って来るので、飲みすぎには注意が必要かもしれませんね。
この他にも尺貫法には勺(しゃく)という単位があります。
一勺はおよそ25ミリリットル。
お祝い用ではスタンダードサイズよりも一回り小さい三勺、五勺、八勺枡も販売されています。
三勺はおちょこ一杯よりも少し多い程度の量しか入りません。
あまり実用的ではないかもしれませんが、小さくてかわいいのでインテリにも使えそうです。
升の王様とでも呼べるのは、やはり1升(しょう)サイズのものではないでしょうか。
これは日本酒の大きな瓶の標準的なサイズです。その量はおよそ1800ミリリットル(1.8リットルです)。
この量がすべて入るので大きさは、幅17.5センチ、奥行き17.5センチ、高さが9.2センチと、
かなりのビッグサイズになります。
現在ではあまり使われることもないと思いますが、さらにその10倍巨大な一斗(と)サイズのものもかつては使用されていたようです。