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お祝い事でよく使われる1合枡


枡は、日本で古くからさまざまな物の体積を測るために用いられてきた入れ物です。
中世の領主が年貢の取立てを行うときにその量を測るために使われていましたが、
そのようなときに用いられるのは通常体積が1升の物です。
全国でまちまちだった大きさが統一される動きは、戦国時代に織田信長が、
当時京都で使われていた物を公定と定めたところから始まり、
江戸時代に現在の大きさに定まり今に至ります。
現在の単位で1升は18.039リットルとなります。
サイズは縦横が14.85cm、深さは8.18cmとなります。

日本で古くから用いられていた数量の単位系等である尺貫法において、体積をしめす升は、
まず枡の大きさがあり、その大きさから升という単位が生まれたのです。
そして、この尺の10分の1が合になります。
尺貫法における長さをしめす尺・寸などは近年あまり用いられていませんが、
体積を示す升・合などは、一升瓶やお米の分量などで現在も身近に使われています。

現在、枡がよく用いられる場としては、お祝い事における鏡開きなどを行うときではないでしょうか。
このようなときに用いられる物は、体積が1合のものが一般的です。
側面に寿や祝などの焼印が押された物がよく使われます。
結婚式の引き出物などとして、新郎新婦の名前やオリジナルのメッセージが書き込まれた物などもたびたび見かけます。
新たな使われ方としては、フラワーアレンジやちょっとした小物類のギフトBOXなどで用いられたりもしています。
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